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ジブリの歴代アニメ24選

ジブリアニメは日本を代表するアニメ作品です。

公開されるとヒットにつながる作品は多く、今では日本のみならず世界中の人々に愛されるアニメとなりました。

この記事では、そんなジブリアニメの特徴と視聴する方法、歴代作品を紹介しています。

読めばジブリアニメについて詳しく理解できるので、ジブリアニメに興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

ジブリアニメとは

ジブリアニメとは、日本のアニメ制作会社「スタジオジブリ」が制作しているアニメ作品のことです。

監督はスタジオジブリの設立に関わった宮崎駿(みやざき はやお)氏や高畑勲(たかはた いさお)氏、そして宮崎駿監督の息子である宮崎五郎(みやざき ごろう)氏などが勤めています。

そんなジブリアニメの特徴として挙げられるのは、主に次の4つです。

女性を主人公とし、成長していく作品が多い

ジブリアニメでは、主人公のほとんどが女性です。

日常生活で見かけるような等身大の女性主人公もいますが、多くは強く勇敢な女性。

このような女性を主人公としたジブリアニメでは、彼女たちの恋愛模様が描かれることは少なく、冒険などを通して成長していく姿が描かれるのも特徴として挙げられます。

存在感のあるキャラクターが多く登場する

ジブリアニメでは、『となりのトトロ』のトトロや『千と千尋の神隠し』のカオナシのような、主人公に負けない存在感のあるキャラクターが多く登場します。

彼らはユニークでありながら可愛らしく、観る人の心に残りやすく描写されています。

自然環境問題に触れた作品が多い

自然環境問題に触れた作品が多いのも特徴です。

ジブリアニメに描かれている自然の描写は美しいと評判ですが、その美しさに引き込まれながら自然環境問題について考えさせられる場面が多くあるといえます。

プロの声優を起用しない傾向がある

登場人物の声のほとんどが、プロの声優を起用していません。日本で活躍する俳優やタレントなど、声優の経験がない芸能人が担当していることが多いです。

プロの声優を起用すると演技になるため、宮崎駿監督が避けているからといわれています。

プロの声優以外の人が担当するからこそ、自然な話し方を実現でき、ストーリーをよりリアルにしているといえます。

日本人にとってジブリアニメとは

日本人にとってジブリアニメとは、子供から大人まで誰でも楽しめるアニメです。
日本では多くのアニメが制作されていますが、実はこのようにどの年代でも楽しめるアニメというのは珍しいです。
「冒険」「ファンタジー」「ノスタルジック」などの要素は、大人になっても好きなものです。

また、ジブリアニメは子どもから大人まで親しめるキャラクターを登場させながら、自然環境問題などその時代に起きている社会問題を作品ごとに提起して、観ている人に考えるきっかけを与えてくれる作品といえます。

時代ごとに様々な社会問題を抱えている日本ですが、ジブリアニメではこうした問題に登場人物が果敢に立ち向かっていく様子が描かれるため、日本人に勇気をもたらしてくれるのでしょう。

ジブリアニメを視聴する方法

ジブリアニメを視聴する方法は、居住している国や地域によって異なります。

日本に住んでいる場合

日本に住んでいるのであれば、以下のDVD宅配レンタルサービスを利用すればジブリアニメを観られます。

NetflixやHuluなどの有料動画配信サービスでは観られません。

日本とアメリカを除く国に住んでいる場合

日本とアメリカを除く国に住んでいるのであれば、有料動画配信サービス「Netflix」で観られます。

Netflixで観られるジブリ作品は、歴代の24作品のうち22作品です。どの作品が観られるのかは、次の章で紹介します。

ジブリの歴代アニメ24選

ここでは、ジブリの歴代アニメ24作品を紹介していきます。最新作から順に紹介していきますので、気になる作品があればぜひチェックしてみてください。

1. アーヤと魔女(2020)

『アーヤと魔女』は、ベラ・ヤーガという魔女とマンドレークという男性の家に住むことになった孤児アーヤが、ベラ・ヤーガの手伝いをする代わりに魔法を教えるようお願いするもののいっこうに叶わず、使い魔の黒猫・トーマスの力を借りてベラ・ヤーガへ反撃を始める物語です。

本作はジブリのアニメで初めて劇場公開前にNHK総合テレビにて放送され、最先端技術で臨場感あふれるフル3DCGが使われた作品として知られています。

ベラ・ヤーガへの反撃で奮闘するアーヤの姿に元気をもらえる作品です。

Netflixでの配信状況:視聴可能

2. レッドタートル ある島の物語(2016)

© 2016 Studio Ghibli – Wild Bunch – Why Not Productions – Arte France Cinéma – CN4 Productions – Belvision – Nippon Television Network – Dentsu – Hakuhodo DYMP – Walt Disney Japan – Mitsubishi – Toho

『レッドタートル ある島の物語』は、嵐で大荒れになった海に放り出され、無人島にたどり着いた一人の男の物語。

全編セリフなしというジブリアニメ初の試みが行われています。このため、本作がジブリアニメとは気付かなかった日本人も多くいたほどです。

第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で特別賞、国際アニメーション映画協会が主催するアニー賞の第44回にて長編アニメーション映画賞を受賞するなど世界的に評価された作品でもあるため、他のジブリアニメと比べながら観ると面白いかもしれません。

Netflixでの配信状況:視聴不可

3. 思い出のマーニー(2014)

© 2014 Studio Ghibli・NDHDMTK

『思い出のマーニー』は、ジブリアニメとして初めて宮崎駿監督と高畑勲監督が関わらず、次世代のジブリアニメを担うといわれた作品です。

苦しい家庭環境で育ち、心を閉ざしているという喘息持ちの少女・杏奈(あんな)が、療養先で「マーニー」という謎の少女と出会って友情を育み、そこで不思議な体験をしながら再生していくという物語です。

物語の性質上、他のジブリアニメと比べると少し暗い印象を持つかもしれませんが、2人の少女の友情と杏奈が前向きに変わっていく姿に心を動かされる作品です。

Netflixでの配信状況:視聴可能

4. かぐや姫の物語(2013)

© 2013 畑事務所・Studio Ghibli・NDHDMTK

『かぐや姫の物語』は、日本の童話『竹取物語』を元にした物語です。日本の子どもたちに受け継がれている有名な童話が原作のため、多くの日本人にとって馴染みの深い作品となっています。

竹取をして生計を立てていたおじいさんが普段通り竹取をしていると、輝くタケノコの中に手のひらに収まるほどの小さい女の子がいるのを発見。子どもがいなかったおじいさんは「天からの授かり物」と考え、家に連れて帰っておばあさんと一緒に女の子を大事に育てるという物語です。

本作最大の特徴は、手書き風のアニメーションで表現されていること。まるで一枚の絵が動いているかのような躍動感のある描写が話題となりました。

日本の有名童話を元にした物語をジブリアニメで観られるのが、本作の魅力といえるでしょう。

Netflixでの配信状況:視聴可能

5. 風立ちぬ(2013)

© 2013 Studio Ghibli・NDHDMTK

『風立ちぬ』は、ジブリアニメ初の実在の人物がモデルとなった作品です。その人物というのが、第二次世界大戦期において日本海軍が使用していた艦上戦闘機「ゼロ戦」の設計者・堀越二郎(ほりこし じろう)です。

飛行機の設計士になることを目指す堀越二郎は、東京帝国大学(現在の東京大学)で飛行機の設計を学び、その時期に偶然出会った少女・里見菜穂子(さとみ なおこ)と仲を深めます。やがて二郎は後にゼロ戦と呼ばれる艦上戦闘機の開発を始めますが、このとき菜穂子は結核を患っており、病状は悪化するばかり。しかし2人は結婚し、二郎は飛行機開発を進めながら菜穂子と共に生きていくことを決意するという物語です。

手がけた宮崎駿監督は、当時本作を持って長編アニメーション作品の制作から引退することを言及していました。

宮崎駿監督が、自分が制作したアニメを観て初めて泣いたといわれている作品としても有名で、監督の強い思い入れを感じられるでしょう。

Netflixでの配信状況:視聴可能

6. コクリコ坂から(2011)

© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・Studio Ghibli・NDHDMT

『コクリコ坂から』は、下宿屋「コクリコ荘」を切り盛りし、港南学園に通う少女・松崎海(まつざき うみ)が同じ学校に通う少年・風間俊(かざま しゅん)と出会い、惹かれ合っていく物語です。

本作は、2011年に公開された日本映画の中で興行収入1位を記録し、第35回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、高い評価を受けました。

物語と共に歌や音楽も楽しめる作品であるのも特徴。

日本だけでなく世界でも大ヒットした日本人歌手・坂本九(さかもと きゅう)の「上を向いて歩こう」(英語タイトルは「SUKIYAKI」)が挿入歌の1つとして採用されているところも注目です。

Netflixでの配信状況:視聴可能

7. 借りぐらしのアリエッティ(2010)

© 2010 Studio Ghibli・NDHDMTW

『借りぐらしのアリエッティ』は、「人間に見られてはいけない」というルールのもと、生活に必要なものを人間から借りて暮らしている小人・アリエッティが、家にやってきた心臓疾患を患う少年・翔(しょう)との交流を描いている物語です。

本作の特徴は、小人の視点を明るく描いているところです。

アリエッティが暮らしているのは床下で一般的には暗いイメージを持つところですが、本作では地上で暮らしているかのような明るく楽しさを伺える描写になっています。

主題歌『Arrietty’s Song(アリエッティの歌)』は、ジブリアニメのファンであるフランスのハープ奏者セシル・コルベルさんが歌っています。ジブリアニメで初となる海外アーティストが歌う主題歌にも注目です。

Netflixでの配信状況:視聴可能

8. 崖の上のポニョ(2008)

© 2008 Studio Ghibli・NDHDMT

『崖の上のポニョ』は、宮崎駿監督が原作と脚本、監督をすべて手がけた作品。

人間になることを夢見ていた魚の女の子・ポニョが家を飛び出して海岸で出会った5歳の少年・宗介(そうすけ)を好きになり、一緒に暮らし始めます。これが原因でポニョのいた海の世界では大きな混乱が起き、ポニョを連れ出そうとポニョの父・フジモトを始めとした家族が奮闘していく物語です。

「純粋な愛」というシンプルなテーマが多くの日本人の心を動かしました。

また本作は、ジブリアニメに多くある戦闘シーンがありません。主題歌「崖の上のポニョ」も子役だった大橋のぞみさんが唄っています。

ジブリアニメは大人が楽しめる作品が多いですが、子どもを中心に楽しめるような作品に仕上がっているところが特徴です。

Netflixでの配信状況:視聴可能

9. ゲド戦記(2006)

© 2006 Studio Ghibli・NDHDMT

『ゲド戦記』は、心を病んで父親を殺してしまったエンラッド国の王子・アレンが、逃亡の途中で賢者・ハイタカに助けられ、やがて2人は世界に異変をもたらしている根源を探す旅をする物語。

宮崎駿監督の息子・宮崎五郎監督が初めて手がけた作品ということで期待する日本人は多く、公開当時はとても話題になりました。

ジブリアニメの中では難解なストーリーといわれていますが、親子の作品の違いを見てみるのも面白いかもしれません。

Netflixでの配信状況:視聴可能

10. ハウルの動く城(2004)

© 2004 Studio Ghibli・NDDMT

『ハウルの動く城』は、兵隊にからまれていたところを魔法使いのハウルに助けられた帽子屋の少女・ソフィーが、魔女の呪いで老婆に変わってしまい、その後ハウルが住む動く城に住み込むことになる物語。

ハウルはジブリアニメに登場する男性キャラクターの中でも格好いいと好評で、おばあさんになったソフィーと仲を深めていく描写に心をつかまれた日本人女性は多いといっても良いでしょう。

また、老婆になったことを悲観するソフィーですが、物語が進む中で吹っ切れて大胆な性格に変わっていき、徐々に魅力的な女性になっていくところも見どころです。

Netflixでの配信状況:視聴可能

11. 猫の恩返し(2002)

© 2002 猫乃手堂・Studio Ghibli・NDHMT

『猫の恩返し』は、ある日女子高生の吉岡ハルが、トラックに惹かれそうになった猫の国の王子・ルーンを助けたことで猫の世界へ招かれる物語です。

本作は、1995年に公開されたジブリアニメ『耳をすませば』の主人公・月島雫(つきしま しずく)が書いた物語という位置づけで制作されました。

続編はないジブリアニメですが、本作は『耳をすませば』の実質的な続編として話題となり、日本のジブリアニメファンから愛されています。

『耳をすませば』を観た後に楽しめる作品といえるでしょう。

Netflixでの配信状況:視聴可能

12. 千と千尋の神隠し(2001)

© 2001 Studio Ghibli・NDDTM

『千と千尋の神隠し』は、両親と引っ越し先の家に車で向かっていた10歳の少女・荻野千尋(おぎの ちひろ)が、道中で迷い込んだ不思議な町で豚に変えられてしまった両親を助けるために、その町の神々が集まる「油屋」という温泉宿で働き、職場で出会う仲間と友情を深めながら成長していく物語です。

両親を助けるために、10歳という若さながら油屋で懸命に働いて成長していく千尋の姿が見どころです。

本作は、興行収入約317億円を突破して、公開当時における日本の歴代興行収入1位を達成した後、約20年近くに渡ってその記録を保持し続けたことで有名です。

また日本だけでなく、世界の国々からも高い評価を受けました。第75回アカデミー賞ではアカデミー長編アニメ映画賞を獲得し、この部門を受賞した日本のアニメ映画は本作だけです。

日本人に「オススメのジブリ映画は?」と聞いたら、本作と答える人も多いでしょう。

数あるジブリアニメの中から最初に見るべき作品に迷う場合は、本作から観ることをオススメします。

Netflixでの配信状況:視聴可能

13. ホーホケキョ となりの山田くん(1999)

© 1999 いしいひさいち・畑事務所・Studio Ghibli・NHD

『ホーホケキョ となりの山田くん』では、ほのぼのと暮らしている山田一家が繰り広げる、温かくもちょっと笑える日常が描かれています。

日本で発行されている朝日新聞朝刊で連載されていた4コマ漫画『となりの山田くん』と『ののちゃん』を原作とした作品で、原作漫画の雰囲気がそのまま表現されているところが特徴です。やわらかいタッチの原作の描写が山田一家の温かい雰囲気を実現させています。

他のジブリアニメではあまり見られない、どこにでもいそうな日本の家族の何気ない日常を描いた作品のため、観れば日本の家族の姿が分かるかもしれません。

Netflixでの配信状況:視聴可能

14. もののけ姫(1997)

© 1997 Studio Ghibli・ND

『もののけ姫』は、人間による森の破壊で生まれた「タタリ神(たたりがみ)」から呪いをかけられた主人公・アシタカが、その呪いを解く術を探しに旅に出ていたところ「タタラ場」という村にたどり着きます。そこで、森を切り開く人間を深く憎んでいる「もののけ姫」ことサンという少女に出会う物語です。

本作では「人間と自然の共存を実現させるにはどうしたら良いか」を考えさせられます。

サンは人間であるアシタカに心を開いていきますが、最終的には「人間を許すことはできない」と言い、このままもののけ姫として森で生きていくことを選ぶのです。

自然破壊という大きな課題を投げかけている作品といえるでしょう。

Netflixでの配信状況:視聴可能

15. 耳をすませば(1995)

© 1995 柊あおい/集英社・Studio Ghibli・NH

『耳をすませば』は、読書が好きな中学生・月島雫(つきしま しずく)が、図書室で借りる貸し出しカードに「天沢聖司(あまさわ せいじ)」という名前が多く書かれていることに気付き、その人物へ思いをはせていくという物語です。

本作は甘酸っぱい青春が描かれた作品として、特に日本人女性から圧倒的な支持を集めました。主人公の月島雫もどこにでもいる等身大の女子中学生であり、観る人から大きな共感を得ています。

前述した『猫の恩返し』と一緒に観ると楽しめるでしょう。

Netflixでの配信状況:視聴可能

16. 平成狸合戦ぽんぽこ(1994)

© 1994 畑事務所・Studio Ghibli・NH

『平成狸合戦ぽんぽこ』は、東京都内最大の丘陵地帯(きゅうりょうちたい)・多摩丘陵(たまきゅうりょう)で平和に暮らしていた狸たちが、人間がもくろむ都市開発を止めようと、お化けなど様々なものに化ける技術「化学(ばけがく)」を使って人間と戦っていく物語です。

本作では人間と戦う狸たちが可愛らしく、かつユーモラスに描かれていますが、そこには日本における「都市化問題」について触れられています。

環境が壊され、動物たちが住む場所がなくなるというデメリットが生じる都市化問題をどうすべきか、考えさせられた日本人は多かったといえるでしょう。

Netflixでの配信状況:視聴可能

17. 海がきこえる(1993)

© 1993 氷室冴子・Studio Ghibli・N

『海がきこえる』は、東京の大学に進学した主人公・杜崎拓(もりさき たく)が、吉祥寺駅で高校時代に転校してきた武藤里伽子(むとう りかこ)に似ている女性を見かけたことをきっかけに、里伽子と出会った高校時代を回想する物語です。

本作は青春時代を過ごす男女の恋愛がリアルに描かれており、ジブリアニメとは思えない作品として話題を呼びました。

同じく青春時代の男女の恋愛を描いた作品である『耳をすませば』と見比べてみるのも面白いかもしれません。

Netflixでの配信状況:視聴可能

18. 紅の豚(1992)

© 1992 Studio Ghibli・NN

『紅の豚』は、呪いによって豚にされ、飛行挺を操って賞金稼ぎをしていた主人公・ポルコと、ポルコを目障りに思う空賊たちが彼を倒すために奮闘していく物語です。

本作の見どころは、ポルコと空賊が操る飛行艇同士の空中戦。

宮崎駿監督は幼い頃から飛行艇乗りに憧れていたといわれており、その憧れは細かくダイナミックに描写されている飛行艇同士の空中戦で垣間見れます。

他のジブリアニメに多いファンタジー要素がなく大人向けの作品ではありますが、宮崎駿監督も続編を作りたいと述べたほど思い入れの強い作品として知られている作品です。

Netflixでの配信状況:視聴可能

19. おもひでぽろぽろ(1991)

© 1991 岡本螢・刀根夕子・Studio Ghibli・NH

『おもひでぽろぽろ』は、東京に生まれ育ち、田舎に憧れを持っていた27歳のタエ子が、10日間の休暇中に姉の嫁ぎ先である山形で農業体験をしたことをきっかけに、自身の小学5年生の頃を思い出していくという物語です。

タエ子が幼少期の自分と今の自分を重ね合わせる中で成長していく描写が、多くの日本人の共感を呼びました。観る人を温かく、懐かしい気持ちにさせてくれる作品です。

Netflixでの配信状況:視聴可能

20. 魔女の宅急便(1989)

© 1989 角野栄子・Studio Ghibli・N

『魔女の宅急便』は、人間の父と魔女の母との間に生まれた主人公・キキが魔女のいない町で1年間修行するため、13歳になった満月の夜に相棒の黒猫・ジジと一緒に旅立ってたどり着いた港町コリコで成長していく物語です。

本作で描かれているのは「女性の自立」。

魔女が主人公ではありますが、田舎で生まれ育った少女が1人で上京し、その上京先に馴染んで成長していくまでの時期を描写しているといえます。

女性に限らず、日常生活で誰にでも起こるような「上京」という出来事を描いたことで日本人の共感を呼んだ作品です。

Netflixでの配信状況:視聴可能

21. となりのトトロ(1988)

© 1988 Studio Ghibli

『となりのトトロ』は、小学6年生のサツキと4歳の妹・メイが、考古学研究者の父と共に引っ越した田舎の一軒家で、数々の不思議な生き物に出会って交流を図っていく中で成長していく物語です。

サツキとメイ、そして2人が出会うトトロやネコバスといった正体不明の不思議な生き物と仲良くなっていく様子が温かく、そして可愛らしく描かれています。

また、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる、日本の原風景を思わせる描写が豊富なところも見どころです。

公開後も数年に一度、夏になるとテレビで放送されています。

物語の舞台も田舎の夏のため、本作は日本人にとって夏に家族で楽しむジブリアニメという位置づけです。

Netflixでの配信状況:視聴可能

22. 火垂るの墓(1988)

『火垂るの墓』は、戦争で両親を亡くし、引き取り先の叔母から邪魔者扱いされてしまう14歳の兄と4歳の妹が、2人で生き抜こうとしていく物語です。

本作は、戦争で保護者を失った子どもたちの現実をリアルに描き、戦争の残酷さを伝えるアニメとして高い評価を受けました。終戦記念日近くになると本作を思い出す日本人は多いといえます。

戦争を経験していない世代であっても、一度は観るべき作品として受け継がれています。

Netflixでの配信状況:視聴不可

23. 天空の城ラピュタ(1986)

© 1986 Studio Ghibli

『天空の城ラピュタ』は、スタジオジブリが設立されてから初めて手がけられた作品。宮崎駿監督が少年時代に空想した物語が元になった作品として知られています。

政府の特務機関によって飛行船に閉じ込められていた少女・シータが、逃亡を図ろうとしたときに飛行船から落下してしまったところ、鉱山で働く見習い機械工の少年・パズーに助けられます。シータは空に浮かぶ伝説の城・ラピュタの王族の末裔であり、そのラピュタの道しるべとなる石「飛行石」を身に付けていました。この石が政府や海賊に狙われていることを知ったパズーは、シータと一緒にラピュタを目指していく冒険物語です。

架空の世界において、飛行石を狙う政府や海賊にパズーとシータが勇敢に立ち向かっていく姿が壮大に描かれています。2人が友情を育んで、相手のために献身していく姿が見どころです。

Netflixでの配信状況:視聴可能

24. 風の谷のナウシカ(1984)

© 1984 Studio Ghibli・H

『風の谷のナウシカ』は、スタジオジブリの前身となったアニメ制作会社・トップクラウトが制作した作品。

森と風に守られている集落「風の谷」に、ある日巨大昆虫に襲われた軍事大国トルメキアの輸送機が墜落します。トルメキアの女王・クシャナは風の谷に攻撃されたと思い、風の谷の族長・ジルを殺害。ジルの娘・ナウシカはトルメキアの輸送機に人質となって乗り込み、輸送機に積まれていた「火の7日間」という戦争において地球を滅ぼした兵器「巨神兵」の核を巡る闘争に巻き込まれていく物語です。

本作は、兵器による核戦争や自然破壊の恐怖を描いた作品として知られています。巨神兵は科学技術により発展したものであり、それは地球を焼き尽くすことになった戦争「火の7日間」につながったからです。

公開から30年以上経った現在でも、多くの日本人の心を掴んでいます。ジブリアニメの初期作品にあたる本作は、一度観る価値があるでしょう。

Netflixでの配信状況:視聴可能

まとめ

ジブリアニメは日本人にとっても特別なアニメとして認知されています。1988年に制作された「となりのトトロ」のキャラクターは、いまなお様々なグッズに使用されており、日本のどこに行っても見つけることができるでしょう。
これは、日本人にとってジブリとは単なるムーブメント(一時的な流行)ではなく、カルチャーにまで昇華されたものであることを表していると思います。

子供の頃に大好きだった「となりのトトロ」を、大人になった自分が、自分の子供と一緒に観る。
これは、日本ではどこにでもある普通の家族の風景です。

アニメが好きな方も、そうでない方も、この記事が日本のカルチャーに触れるきっかけになることを願っています。

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