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日本の神社の特徴とおすすめ神社ベスト10

日本には多くの観光スポットがあります。その中でも特に”神社”は日本固有の施設であり、古き良き日本の文化を感じることができるため、ぜひとも押さえておきたい観光スポットです。

この記事では、日本の神社の特徴を紹介しています。読めば日本の神社を深く理解できるでしょう。また、観光に適したおすすめの神社も紹介しています。

日本の神社を観光する際に役立つ情報を掲載しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

日本の神社の特徴

日本の神社とは、日本固有の宗教である神道(しんとう)に関する祭祀施設(さいししせつ)です。神社には、神道で信仰されている様々な神様が祀られています。

神道とは、古来の日本人が生活の中で作り上げた宗教です。

古来の日本人は、稲作や漁業など自然と深く関わりながら生活していました。

当時の人々は「自然は人間に恵みを与える力を持っている。このような力が自然にあるのは、自然に神様が宿っているからである」と考えるようになったといわれています。

そのため、神道では、太陽や雲、海、山、川、動植物など、あらゆる物には神様が宿っていると考えられているのです。

これらの神様は総称して「八百万の神(やおよろずのかみ)」と呼ばれ、神道での信仰対象となりました。

八百万の神とは、ある特定の神様を指した言い方ではなく、”多種多様な数多くの神様”という意味になります。

その後、神道は、自然に宿る神様だけでなく、偉大な功績を残して社会に貢献した人々も畏敬の対象とし、それらの人々も神様として扱うようになりました。

このように、神道において信仰されている神様を祀っているのが、日本の神社なのです。

日本の神社に祀られている神様とは

日本の神社に祀られているのは、神様の分霊(ぶんれい)であることが一般的です。分霊とは、神様の霊を一部だけ分けたものを指します。このため、同じ神様が複数の神社に祀られていることがあります。

以下、神社で祀られている神様を挙げてみます。

自然の神様

山や森、海、風などの自然に宿っているといわれる神様が神社に祀られています。

例えば、神道では太陽に天照大御神(あまてらすおおみかみ)という神様が宿っていると信じられています。この天照大御神は神道において最高位の神様であるため、日本で最も格の高い伊勢神宮(いせじんぐう)という神社に祀られています。

ただし、神社に祀られているのは神様の分霊であることが一般的であるため、天照大御神を例に挙げると、この神様は東京大神宮という神社にも祀られています。

日本の皇室一族の霊

神社には、日本の皇室一族(天皇やその家族、天皇と関わりのある人)の霊が神様として祀られていることがあります。

日本の皇室一族の始祖は前述した天照大御神といわれていることから、このような方々を神様として神社に祀ることがあるのです。

功績を残した人の霊

神道では功績者など社会に貢献した人々も畏敬の対象であり、その人々は死後、神様になると信じられています。このため、偉大な功績を残した人々の霊を神様として祀っている神社もあります。

たとえば、平安時代(794年~1,185年)に活躍した学者・菅原道真(すがわらのみちざね)は「学問の神様」と信仰され、大宰府天満宮という神社に祀られています。

自然の神様と同様、同じ功績者の神様が複数の神社に祀られているのが一般的です。菅原道真を例に挙げると、太宰府天満宮のほか、北野天満宮(京都府)や防府天満宮(山口県)にも祀られています。

日本人にとって神社とは

日本人にとって神社とは「神様に自分の願いを届ける場所」といえます。

現代の日本人の多くは、神道を信仰しているから神社に行くのではなく、神社に祀られている神様へ自分の願いを伝え、願いを叶えてもらうために行くのです。
神社には自然の神様や功績者の霊が神様として祀られているため、これらの神様には願いを叶える力があると信じられているのです。

たとえば、前述した太宰府天満宮には学問の神様である菅原道真が祀られています。そのため、受験を控えた学生が合格祈願のために訪れることがあります。
「東京大学へ合格できますように。」
毎年、多くの学生が太宰府天満宮へ行き、このように願いを伝えるのです。

神社によって祀られている神様が異なるため、願いの種類ごとに行くべき神社が異なるのも特徴です。学問の神様に対して「素敵な恋人が見つかりますように」とお願いしても、それはなかなか難しいお願いになるでしょう。

日本の神社の構造

一般的に日本の神社は次の構造で成り立っています。

鳥居(とりい

神社の入り口にある門のような建物。
神様のいる神聖なエリアと現実の世界を分ける役割がある。

狛犬(こまいぬ)

神社の入り口に置かれている獅子(しし)のような像。
神社を守る存在。

本殿(ほんでん)

神様が祀られている場所。神社によっては神殿(しんでん)や社殿(しゃでん)とも呼ばれる。
神聖なエリアと現実の世界を区別する”しめ縄”が飾られているのが一般的。

拝殿(はいでん)

訪問客が参拝する場所。
神社によっては、神様へのお供え物を置く「幣殿(へいでん)」という場所もある。

日本の神社の種類

実は、神社は祀られている神様や規模などによって、5種類に分けられます。
この章を読めば訪れた神社にはどういう立場の神様が祀られているかを理解できるので、ぜひご覧ください。

神宮(じんぐう)

神宮には、以下の神様が祀られているのが一般的です。

  • 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
    あらゆる願いを聞いてくれる太陽の神様。八百万の神の中で、最高位に位置している女神である。日本の初代天皇である神武天皇(じんむてんのう)は、この天照大御神の子孫だと伝えられている。
  • 豊受大神(とようけのおおかみ)
    天照大御神の食事を司っていたといわれる、食物・穀物の女神。衣食住に関する力を与えてくれる神様。
  • 天皇とその家族(親や妻など)

天皇と深い関わりがあるため、日本においては最も格式の高い神社です。

宮(ぐう)

宮には、皇室に関わりがある人が祀られています。神宮に次いで格式の高い神社です。

大神宮(だいじんぐう)

大神宮は、神宮の神様の分霊(神様の霊を一部だけ分けたもの)が祀られている神社のことです。神宮の分社といっても良いでしょう。

大社(たいしゃ)

大社は、一般的な神社(=神宮・宮・大神宮を除く神社)の総本社(各地にいる神様の根源となる神社)のことです。

社(やしろ)

社は、小さい規模の神社を指します。神社に祀られている神様の分霊が祀られていると考えて良いでしょう。

日本の神社では何をする?

色々な神様が祀られている神社で日本人がすることは、主に次の7つが挙げられます。

参拝(さんぱい)する

参拝とは、神社を訪れて神様を拝むことです。

「拝む」というのは、神様など高貴な人に敬意を示して祈ることをいいます。

日本人が神社に行く目的で最も多いのはこの参拝です。何を拝むのかというと、主に次の2つが挙げられます。

自分の願い

1つ目は、自分の願いです。

日本人は願いがあると、その願いを神様に伝え、叶えてもらうために参拝することが多いです。

たとえば、受験を控えた学生は「〇×大学へ合格できますように。」といったことを拝みます。

神様への感謝の気持ち

2つ目は、神様への感謝の気持ちです。

たとえば、大学合格という願いが実現した後、あらためて神社へ参拝し、「〇×大学へ合格することができました。ありがとうございます。」と、感謝の気持ちを拝むことがあります。

基本的な参拝方法
神社への参拝方法には決まりがあります。基本的な参拝方法は、以下の通りです。
 1. 姿勢を正したら、拝殿に向かって深いお辞儀を2回行う
 2. 胸の高さで両手を合わせ、2回叩く
 3. 手を合わせて拝む
 4. 深いお辞儀を行う
神社によっては上記の参拝方法ではなく、独自の参拝方法があります。
独自の参拝方法がある場合は看板などにやり方が書かれているので、事前に確認しましょう。

絵馬(えま)を書く

絵馬というのは、自分の願いを書くための木の板です。願いを書いた絵馬は神社へ納めます。

絵馬には一般的に馬の絵が描かれています。その理由は「願いを叶える神様は馬に乗って人間の世界に来る」とかつての日本で信じられていたためです。

日本人の多くは、ここ一番の願いをこの絵馬に書いて神社へ納めます。絵馬によく書かれる願いは、合格祈願(試験の合格を願うこと)です。

絵馬は神社の人目につくところに吊るして納めることが多いため、神社に行くと他の人が書いた絵馬を見ることができます。機会があれば、日本人が書いた絵馬を見てみると良いでしょう。

絵馬が手に入る場所

一般的に絵馬は拝殿の近くで売られています。値段は500円~1,000円が目安です。

売り場には巫女さんがいるので、目印にすると良いでしょう。

絵馬の書き方

自分の願いは、裏面(絵が描かれていない面)に書きます。願いは具体的に書くと良いとされているので、できるだけ詳しく書くことをオススメします。

絵馬を納める方法

絵馬は神社の指定された場所に吊るすことで納められます。

絵馬は日本人の多くが書くため、吊るす場所は一目で分かるといっても過言ではありません。絵馬がたくさん吊るされているところが納める場所のため、探してみてください。

祈祷(きとう)を依頼する

祈祷というのは、願いに対して期待する結果を得られるよう、神主(神様に奉仕する役割の人)が自分の代わりに神様に祈ってくれる儀式のことです。本殿で行われるのが一般的です。

願いの種類ごとに決められた料金を神社に払うと、神主がその願いに合わせて祈祷を行ってくれます。

たとえば日本人の多くは、新しい年を迎えるとその1年を家族が健康で過ごせることを願って祈祷を依頼することが多いです。この祈祷は「家内安全(かないあんぜん)」と呼ばれます。

祈祷は、より神様に近しい人(=神主)が、願いを神様へ伝えてくれるため、日本人は自分の願いを叶えたいと強く思うときに祈祷を依頼する傾向にあります。

一般的に祈祷は「御祈祷受付(ごきとううけつけ)」などと書かれている場所で依頼できます。

神社の祈祷料金は、願いの種類によって変わりますが3,000円~1万円が目安です。

おみくじを引く

おみくじというのは、そのときの運試しができるものです。

筒のような箱に運勢の書かれた紙が入っており、その紙を引くとそのときの運が分かります。

日本人は、今の自分がどのくらい運を持っているのかを確かめるのが好きなため、神社に行ったら必ずといっていいほどおみくじを引きます。

おみくじは、1回100円程度で引けます。興味があれば、ゲーム感覚で楽しんでみてください。

おみくじの引き方

一般的に「おみくじ」と書かれている穴の開いた筒のような箱が置いてあります。

穴の開いた面を下にして箱を降ると紙が出てきます。これがおみくじです。

おみくじに書かれていること

通常、神社のおみくじにはこのようなことが書かれています。

  • 全体の運勢
    書かれているのは、一般的に大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶・大凶の7つのいずれか。
    大吉が最も運勢が良く、大凶に行くほど悪い運勢となる。
  • 項目別の運勢
    恋愛や学問、転居、待ち人(自分のことを待っている人)など項目別の運勢が記載されている。
  • 和歌
    日本の古典詩。おみくじの和歌は、神様からのお告げといわれている。

おみくじを引いた後に日本人がすること

引いたおみくじは、持ち帰る日本人もいれば木などに結び付けて持ち帰らない人もいます。
木などに結ばれているおみくじの多くは、運勢が”大凶”となっているおみくじです。

大凶は最も悪い運勢のため、日本人はその悪い運気を結んで留めるために木などに結ぶのです。

運勢の悪いおみくじを引いてしまい、持ち帰るのに躊躇する場合は木に結んでも良いでしょう。

お守りを買う

お守りというのは、神様を宿らせたラッキーチャームのようなものです。

日本人はお守りを買うことも好みます。神様が宿るお守りは自分に力をくれると考える日本人は多いため、精神的な支えとしてお守りを買うのです。

お守りはお願いごとに種類があります。

以下は、お守りの種類と日本人のお守りの扱い方の例です。

  • 良縁成就のお守り
    仕事やプライベートで良縁に恵まれたい人がバッグなどに入れて持ち歩く。
  • 合格祈願のお守り
    受験を控えた学生がバッグなどに入れて持ち歩く。
  • 安産祈願のお守り
    出産の近い人がバッグなどに入れて持ち歩く。

また、日本人はお守りを親しい人にもプレゼントします。たとえば、受験を控えた親戚に合格祈願のお守りを贈ることがあります。

お守りは、1つ500円~800円が目安です。

願いを叶えるのに神様の力をそばで感じたいときや人生の節目を迎えた親しい人などに買ってみてはいかがでしょうか。

お祭りを開催する

お祭りは、神社に祀られている神様へ感謝を示すために行われます。

お祭りで神様は神輿(みこし)や山車(だし)、太鼓台(たいこだい)と呼ばれる乗り物に乗って地域を回ります。神様は人が集まるところが好きなため、神輿は大勢の地域住民が中心となって担ぎます。

神社によっては神輿が豪華で見ごたえがありますし、お祭りでは必ずといっていいほど屋台があって大いに盛り上がるため、近くでお祭りがあったら訪れる日本人は多いです。

一般的に日本のお祭りは夏に行われます。夏に日本へ訪れる機会があれば、お祭りへ行ってみると良いでしょう。

日本の祭りについては「【外国人観光客にオススメ】日本のお祭りTOP20」で詳しく紹介しています。興味がありましたらぜひ参考にしてください。

結婚式を挙げる

神社では結婚式も行われます。神社に祀られている神様の前で結婚の誓いを立てることから、「神前式(しんぜんしき)」と呼ばれます。

神社での結婚式は、日本ならではの結婚式スタイルです。

もともと日本の結婚式は神前式が主流であり、新郎の自宅に祀られている神様の前で行われていました。神社で結婚式が行われるようになったのは、大正天皇(1879年~1926年)のご成婚がきっかけといわれています。

その後、西洋文化の浸透により日本人の多くが西洋式の結婚式を行うようになりましたが、神前式で結婚式を行う夫婦も一定数います。

日本人が神社で結婚式を挙げるのは、主に以下のようなときです。

  • 夫婦が望んで日本ならではの結婚式を挙げたいとき
  • どちらかの家族(または両方の家族)が、先祖代々、日本の伝統的な結婚式を重んじているとき

神社での結婚式は、実は観光客でも見られることがあります。

特に東京都にある明治神宮は挙式する神社として日本人に人気なので、タイミングが合えば結婚式が行われているところを見られるかもしれません。

日本のおすすめ神社ベスト10

最後に、日本のおすすめ神社ベスト10を紹介します。どの神社も日本人がその地域へ行くと必ずといっていいほど訪れるといっても過言ではありません。

近場の地域へ訪れる機会があれば、ぜひ行ってみてください。

おすすめ1位 伊勢神宮(いせじんぐう)/三重県伊勢市

伊勢神宮は、日本における最高位の神社。

天照大御神と豊受大神が祀られています。内宮(ないぐう)と外宮(げぐう)の2つがあり、天照大御神は内宮、豊受大神は外宮に祀られています。

日本人に「日本で最も有名な神社は?」と聞くと、伊勢神宮と答える人が多いといっても過言ではありません。

天照大御神は古来の日本においてどんな願いも叶える最高位の神様と信仰されていたため、日本人にとって伊勢神宮はあらゆる願いを叶えてくれる特別な聖地です。

なお伊勢神宮は、先に外宮、次に内宮に行くのが正式なルートです。
ルートを誤ると神様から力をもらえなくなるといわれているので注意しましょう。

住所/
 ・外宮…三重県伊勢市豊川町279
 ・内宮…三重県伊勢市宇治館町1
アクセス/
 ・外宮…伊勢市駅(JR東海/近畿鉄道)から徒歩約5分
 ・内宮…外宮から徒歩約50分、バス・タクシーで約10分

公式ページ(日本語版)/https://www.isejingu.or.jp

公式ページ(英語版)/https://www.isejingu.or.jp/en/

おすすめ2位 伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)/京都府京都市

伏見稲荷大社は、宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)を中心とした5人の神様を祀っている神社。

宇迦之御魂大神は穀物の豊作をもたらす神様として知られています。

このため、日本人にとって伏見稲荷大社は五穀豊穣(穀物が豊かに実ること)や商売繁盛(商売がうまくいくこと)において力をくれる存在です。特に事業者の厚い信仰を集めています。

また伏見稲荷大社は、「千本鳥居」と呼ばれる約1万のすき間なく並ぶ鳥居も有名です。江戸時代に、人々が願いごとが通るように鳥居をいくつも奉納したことが千本鳥居のきっかけといわれています。

事業を営んでいたり、事業の計画をしていたりして成功を願っている人は、伏見稲荷大社を訪れてみてはいかがでしょうか。

 住所/京都府京都市伏見区深草薮之内町68
 アクセス/稲荷駅(JR奈良線)から直ぐ

 公式ページ(日本語版)/http://inari.jp

 公式ページ(英語版)/http://inari.jp/en/

おすすめ3位 日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)/栃木県日光市

日光東照宮は、江戸幕府(1,603年~1,868年の江戸時代における日本の武家政権)の初代将軍である徳川家康(とくがわいえやす)が祀られている神社。

日光東照宮の建造物は豪華絢爛で、細かく美しい装飾や彫刻を得意とした建築当時の職人技を見られる神社として人気です。世界遺産にも登録されています。

また、日光東照宮は古くから山の中で修行をしていた人の強い霊気を持つ場所に建てられているため、日本人にとって日光東照宮は勝負運の力をくれる神社です。

日光東照宮は東京からでも日帰りで観光可能な場所にあります。東京観光の際、少し足をのばして訪れてみるのも良いでしょう。

住所/栃木県日光市山内2301
アクセス/バス停「表参道」(東武バス)から徒歩約2分

公式ページ(日本語版)/https://www.toshogu.jp/

おすすめ4位 明治神宮(めいじじんぐう)/東京都渋谷区

明治神宮は、明治天皇(1,852年~1,912年)とその皇后である昭憲皇太后(1,849年~1,914年)が祀られている神社。

日本人に「東京で一番有名な神社といえば?」と聞くと、この明治神宮を挙げる人は多いでしょう。

明治神宮は、初詣(新しい年を迎えてから初めて神社を参拝すること)の客数が毎年日本一になったり、結婚式を挙げる神社としても人気が高かったりします。

その理由としては、明治神宮と昭憲皇太后は生前仲が良好であったため、初詣に行ったり挙式したりすると良い人生を歩むための力をくれるためという説があります。

良縁に恵まれたい、あるいはこれからより良い人生を送りたいのであれば、足を運んでみてはいかがでしょうか。

住所/東京都渋谷区代々木神園町1-1
アクセス/原宿明治神宮前駅(JR山手線/東京メトロ千代田線・副都心線)から徒歩約1分

公式ページ(日本語版)/https://www.meijijingu.or.jp/

公式ページ(英語版)/https://www.meijijingu.or.jp/en/

おすすめ5位 厳島神社(いつくしまじんじゃ)/広島県廿日市市

厳島神社は、海の神様「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」と航海安全の神様「田心姫命(たごりひめのみこと)」などが祀られている神社。

海上運行や運輸の安全を守る神様が祀られているため、厳島神社は漁師や船旅に出る人の交通安全を叶えてくれる神社です。陸の交通安全も叶える神社としても親しまれており、ここで交通安全のお守りを買う日本人は多いです。

また、潮の満ち引きのある場所に建てられている珍しい神社でもあります。潮が満ちるとまるで海に浮かんでいるかのようにたたずむ厳島神社の姿はとても神秘的です。

世界遺産にも登録されている厳島神社は、広島を訪れたら外せません。

住所/広島県廿日市市宮島町1-1
アクセス/
 1. 宮島口駅(JR西日本)もしくは広電宮島口駅(広島電鉄)から宮島口桟橋まで行く
 2. 宮島口桟橋からフェリーで約10分乗車
 3. 宮島桟橋で下車し、徒歩約15分

公式ページ(日本語版)/http://www.itsukushimajinja.jp/index.html

公式ページ(英語版)/http://www.en.itsukushimajinja.jp/index.html

おすすめ6位 出雲大社(いずもたいしゃ)/島根県出雲市

出雲大社は、春日大社にある夫婦大國社(めおとだいこくしゃ)と同じ大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀っている神社。

次の理由から、出雲大社は日本人にとって最も良縁の力をくれる神社の位置づけです。

  • 大国主命は良縁の神様
  • 10月になると、同じ神様を信じる人同士の縁を結ぶお祭りがある

特に女性からの人気を集めており、出雲大社に行くと多くの日本人女性を見かけることでしょう。

踊りや音楽を奏でる舞台・神楽殿(かぐらでん)にある長さ13.6メートル、重さ5.2トンにも及ぶ圧巻のしめ縄も必見です。

恋愛に限らず、仕事などで良縁に恵まれたい人は訪れてみてはいかがでしょうか。

住所/島根県出雲市大社町杵築東195
アクセス/バス停「出雲大社」(一畑バス)下車すぐ

公式ページ(日本語版)/https://izumooyashiro.or.jp

おすすめ7位 鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)/神奈川県鎌倉市

鶴岡八幡宮は、応神天皇(201年~310年)とその母親である神功皇后(169年~269年)、比売神(神社の主な神様と関係の深い女神の総称)を祀っている神社。

応神天皇は弓術(弓を使った武術)の達人といわれており、武士文化が発展した鎌倉時代(1,185年~1,333年)において「武勇の神」として多くの武士から信仰されていた人物として知られています。

このため、鶴岡八幡宮は日本人にとっては勝負運や出世運の力をくれる神社の位置づけです。

勉強や仕事など何か頑張りたいことがあれば、力をもらいに訪れてみてはいかがでしょうか。

住所/神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
アクセス/鎌倉駅(JR横須賀線・湘南新宿ライン)から徒歩10分

公式ページ(日本語版)/https://www.hachimangu.or.jp/

公式ページ(英語版)/https://www.hachimangu.or.jp/en/

おすすめ8位 太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)/福岡県太宰府市

太宰府天満宮は、平安時代に活躍した学者である菅原道真(すがわらのみちざね)が祀られている神社。

菅原道真は幼少期から学問に励んで出世したことから「学問の神様」として信仰されていました。このため、合格祈願や学業成就を目的に太宰府天満宮へ訪れる日本人は多いです。

大事な試験を控えていたり、何かを成し遂げるために勉強していることがあったりする人は、太宰府天満宮を訪れると学問の神様から力をもらえるかもしれません。

住所/福岡県太宰府市宰府4-7-1
アクセス/太宰府駅(西鉄電車)から徒歩約5分

公式ページ(日本語版)/https://sp.dazaifutenmangu.or.jp

公式ページ(英語版)/https://sp.dazaifutenmangu.or.jp/en/

おすすめ9位 春日大社(かすがたいしゃ)/奈良県奈良市

春日大社は、地震を鎮める神様「武甕槌命(たけみかづちのみこと)」や武術の力がある神様「経津主命(ふつぬしのみこと)」などが祀られている神社。世界遺産にも登録されています。

日本人女性の間では、恋愛や夫婦仲を高めるパワースポットとしても知られています。春日大社の中には、良縁の神様・大国主命(おおくにぬしのみこと)とその妻・須勢理毘売命(すせりびめのみこと)を祀った夫婦大國社(めおとだいこくしゃ)という神社もあるからです。

いつまでも健康で長生きしたかったり、良縁に恵まれたかったりするのであれば、春日大社へ訪れると良いでしょう。

住所/奈良県奈良市春日野町160
アクセス/バス停「春日大社本殿」(奈良交通バス)下車直ぐ

公式ページ(日本語版)/https://www.kasugataisha.or.jp

公式ページ(英語版)/https://www.kasugataisha.or.jp/en/about_en/

おすすめ10位 東京大神宮(とうきょうだいじんぐう)/東京都千代田区

東京大神宮は、主に天照大御神と豊受大神を祀る神社。
三重県伊勢市にある伊勢神宮の遥拝殿(遥か遠くから拝むための建物)として建てられた神社です。

古来より伊勢神宮は日本において最高位の神社であり、日本全国から多くの人が力をもらうために訪れていました。
しかし遠地であることを理由に訪問できない人々もおり、こうした人のために建てられたのが東京大神宮なのです。

天照大御神と豊受大神の他にも複数の神様が祀られていることから、特に若い日本人女性の間で東京大神宮は縁結びの力をくれる神社として知られています。

鈴蘭(すずらん)をかたどった縁結びのお守りが有名のため、良縁に恵まれたいと願う方は手に入れてみてはいかがでしょうか。

住所/東京都千代田区富士見2-4-1
アクセス/飯田橋駅(JR中央・総武線/東京メトロ有楽町線・南北線・東西線/都営大江戸線)から徒歩約5分

公式ページ(日本語版)/http://www.tokyodaijingu.or.jp/

公式ページ(英語版)/http://www.tokyodaijingu.or.jp/english/index.html

まとめ

日本の神社は神道の祭祀施設で、日本で古来から信仰されている様々な神様が祀られています。

神様に願いを叶えてもらうため、神様から力をもらうために神社へ行く日本人は多く、神社は日本人にとってパワースポットのような存在です。

もし、何か叶えたい願いや実現したいことを持っているのであれば、日本の神社が力をくれるかもしれません。興味のある神社がありましたら、ぜひ訪れてみてください。

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